一重まぶたの原因は?なぜ日本人に多いのか
一重の方は、ぱっちりとした目元の二重に憧れる方が多いです。
見た目の印象もさることながら、メイクの映え方も全く異なるためです。アイシャドウやアイラインなど、綺麗に乗せることが出来ずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特にアジアに多い印象の一重。何故二重と一重が居るのか、何故一重になってしまうのか、原因が気になりますね。
一重で悩んでいる方は、二重にする方法を探り続け、誤った方法で二重を作ろうと試みてしまう方もいるほど。目元の印象は大切です。まぶたのトラブルを起こさないためにも、誤った方法で二重を作ることは止めましょう。
アジアの中でも日本に多い一重
一重の人口が多いように感じられる日本。何故国によって異なるのでしょうか。
何故日本人は一重が多いのか
欧米や中東は当然ながら二重の人口が圧倒的に多いですね。しかし、日本は一重が多いのです。明確な数字は出されていませんが、美容整形外科の医師によると日本人の一重の割合は、男女とも約70%であると言われています。
日本人のほとんどが一重であるという事です。
一重は遺伝で決まる?
一重や二重は、遺伝で決まります。そのため、昔から一重が多かった日本では一重の割合も多いという事になります。
二重は優性遺伝、一重は劣性遺伝と呼ばれます。
両親が共に一重、共に二重であれば、子供はそれぞれ一重、二重となります。
しかし、一重は劣性遺伝であることから、両親の片方が一重である場合は二重になる確率が高いとされているのです。
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一重になってしまう原因とは
一重の方と二重の方では、まぶたにはどの様な差があるのでしょうか。二重のメカニズムはまぶたの筋肉が関係しています。
まぶたの皮膚と筋肉の差によって一重に?
日本人は、二重の方が多い国と比較して、まぶたの皮膚が厚い傾向にあります。まぶたの皮膚が厚い上に、まぶたの脂肪が発達していることによって一重になってしまうのです。
二重は、まぶたの中の筋肉が脂肪に負けずに皮膚が折れることで、二重になります。まぶたの皮膚が厚ければ皮膚が折れず、一重になってしまいます。
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無理に二重を作らないようにする
ぱっちりとした二重に憧れたり、知人の前ではアイプチやアイテープを欠かさないという方も多いのではないでしょうか。また、未成年の頃からメザイクを行っている場合、二重の方やメザイクをしていない一重の方と比較してまぶたの老化は早くなります。
その老化現象の一つに、‘眼瞼下垂’というものがあります。これは通常、高齢者に見られるまぶたの弛みです。視界が狭くなるなどの症状ですが、若くして眼瞼下垂にかかる女性が増えているのです。
遺伝的要素が強く、日本人はコンプレックスに感じている一重。しかし、まぶたの皮膚は厚い一重の方であっても、まぶたはデリケートな部分です。無理に二重の線をつけようとすることで、二重を作るどころか皮膚トラブルを招いてしまうため、注意が必要です。