一重と二重では、表情の見え方や顔の印象は大きく変わります。
一重と二重は遺伝で決まると言われているのです。しかし、成長とともに二重になるケースもあるそうなのです。
遺伝のパターンとは
一重か二重かは、両親から遺伝するものです。しかし、片方が一重で片方は二重であった場合、どちらのまぶたになるのかは、はっきりと分からないのです。
一重や二重はどの様に遺伝するのか
二重のまぶたは「優性遺伝」と呼ばれ、一重のまぶたは「劣性遺伝」と呼ばれる遺伝子です。文字通り劣性遺伝の方が負けてしまうため、二重の遺伝子が強いとされています。
両親が二重であれば、確実に二重になるのかと言われると、そうではありません。一重の遺伝子である「a」の混ざった二重の遺伝子も存在します。
二重の遺伝子には、「AA」「Aa」「aa」と、3つのパターンが存在します。
両親が「AA」と「Aa」であった場合、一重になる可能性もあるのです。
極めて稀であるため、基本的に両親が二重であれば二重、一重であれば一重になると考えて置いた方が良いかも知れません。
一重と二重の違い
遺伝によって決まるまぶたの構造。一重と二重では、まぶたの中の構造が異なります。そのため、一重の方が突然変異で二重になることはありません。
二重のまぶたは、まぶたの中にある筋肉が皮膚と付いている状態です。筋肉でまぶたを持ちあげた際に、まぶたの皮膚も一緒に持ちあがる構造になっているのです。
さらに、まぶたの下には当然脂肪があります。この脂肪が多い場合、まぶたの重い一重になります。一重であっても脂肪が少ないと、二重に見える可能性があります。まぶたが痩せてくるなど、年齢とともにまぶたがへこむような形となって二重に見えるのです。
日本人は、まぶたの脂肪が多い傾向があるため一重が多いとも言われています。
一重が二重になる事がある?
基本的に、まぶたの構造が変わることはありません。しかし、場合によっては二重になることもあるのです。
隠れ二重であった場合
一重に見えるまぶたであっても、まぶたの奥に二重の線がある場合もあります。
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この場合、年齢とともにまぶたの皮膚が痩せ、二重の線が見えてくることによって二重になる場合があります。
また、子供の場合は成長と共に顔全体の皮膚や筋肉が変化し、二重の線が見えるようになることも。
反対に、二重であっても、むくみや肥満などでまぶたに脂肪が付くと一重に見えてしまう場合もあるのです。
隠れ二重であった場合には、まぶたのマッサージを行い、脂肪燃焼を試みましょう。
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隠れ二重をぱっちり二重にする
まぶたの重い一重の場合、アイプチやメザイクを弾いてしまい、綺麗な二重が出来ない場合も多いです。
しかし、隠れ二重は元々二重の線があるため、メイク道具を使用することによって綺麗な二重を作ることも容易なのです。
マッサージを行いながら、二重の線をしっかりと付ける努力をする事でぱっちりとした二重が出来ることでしょう。